診療放射線室のご紹介

当院の放射線部では、画像診断専門医の資格を持つ放射線科の医師と診療放射線技師がお互いに連携を取りあい、安全で質の高い検査を心掛けております。
また、当院では2024年4月より画像診断専門の常勤医が在籍しており、より迅速で正確な画像診断が可能となっております。

業務内容としてはⅩ線などの放射線を用いた各種画像診断装置を利用し、現場の医師に画像情報の提供をしております。診療放射線技術部門として、質の高い画像診断を行うことで当院の医療の質の向上に貢献することを理念としております。また当然ながら被ばくのリスクの軽減や検査機器の管理、医療安全等にも重点を置いた診療を実践しています。


平均検査数

一般撮影:500件/月 CT検査:270件/月 整形手術:1.5件/月

検査内容のご紹介

単純レントゲン装置

単純撮影による胸部や腹部および関節、骨密度の評価を主に行っております。デジタル化に伴い非常に短時間で低被ばくの撮影が可能となっています。 肺炎や肺の腫瘍の有無、イレウスの診断に主に使用されます。当院では健診の胸部撮影にも使用されています。

CT撮影装置

当院のCT撮影装置はAquilion Lightning / Helios editionという機種を採用しております。このCT撮影装置は口径が780㎜あり、従来のCT装置と比較して圧迫感が少なくストレスのない体位での撮影が可能となっています。また、80列のヘリカルスキャンによる短時間で高精細な画像検査となっています。頭部をはじめ、胸部、腹部、下肢に至るまで全身の精密検査に施行されております。

X線透視装置

X線を用いたリアルタイムの画像撮影を可能としており、当院では健診にてバリウムを用いた胃透視の検査や食事困難な方の嚥下機能の評価に主に使用しております。 また、中心静脈カテーテル留置や胃管留置などの手技にも利用される検査です。

超音波検査

プローブという機器を介して、人体に無害な高周波の音波(超音波)を当て、反射した音波を解析して画像化する検査です。放射線を使用していないため、被曝の心配なく、繰り返し行うことができる検査です。 心臓の機能、肝臓や膵臓などの腹部臓器、体の様々な部位の血管等、広い範囲にわたって施行される検査です。痛みなどはなく、検査およそ30分程度で終了します。

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